スノーピークLANDステーション白馬を楽しむ旅
最近雑誌で紹介されることが多く、気になっていた白馬。
今年はスノーピークの新しい施設もできたとのことで、紅葉の時期に合わせて行ってきました。
なお、今回行ったスノーピークの施設の正式名称は、snowpeak LAND STATION HAKUBAと、横文字が多く書きづらいので、このブログでは「スノーピークLANDステーション」と表記します。
ちょうど「住箱」というトレーラーハウスのような部屋を予約でき、どのようなプランなのか、テント泊との違い、備品はどんなものがある?など、詳細な情報がネットにあまりあがっていないようなので、今回の体験談を載せたいと思います。
【長野駅からバスで1時間強】
長野駅から高速バスで約1時間10分。
白馬駅に到着。
駅前から雪の積もった日本アルプスが見えて、素晴らしい景色です。
高速バスでLANDステーションまで行けますが白馬駅で下車し、ランチのためにグリンデルという老舗の洋食屋さんに立ち寄り。
自家製のソーセージを購入。
【アウトドアショップをハシゴ】
駅前からLANDステーション白馬までの間に、patagonia、THE NORTH FACE、好日山荘あり。
patagoniaはアウトレットショップらしいけれど、普通価格のものがメイン。
THE NORTH FACEは、カフェ併設。1人分のコーヒーの粉を購入。
【スノーピークLANDステーション白馬に到着】
白馬駅から徒歩10分。
スノーピークののぼりが見えてきたら、その奥の広大な土地に広がるLANDステーション白馬。
【いよいよ住箱へ】
建物の中にフロントがあり、そこでチェックイン手続きを行います。
一通り説明を受け、お会計のあとスタッフさんの案内で住箱へ!
【隈研吾デザインのモバイルハウス】
スノーピークと建築家の隈研吾さんが作った住箱。
木のぬくもりが感じられ、ミニマムで落ち着いた空間になっていました。
2人でくつろぐには十分な広さ。
借景が素晴らしい。
【宿泊プランは?】
今回の私たちのプランは、施設に併設されているレストラン「雪峰」にてディナーを食べ、翌朝はスノーピークの調理器具を使って自らつくるホットサンド朝食のついたプランでした。
入浴は、同じく敷地内にある「みみずくの湯」の入浴チケットつき(敷地内にあるシャワーも使用可)。
【キャンプとホテルの間】
小さな林の中にポツンと立っていて周りは静か、でも徒歩圏内にスーパーも温泉もあって不便は感じず、お部屋で気軽にキャンプ気分を味わいたい人にはぴったりと感じました。
【部屋にあるもの】
ホットサンドクッカー等調理器具(朝食)、ローテーブル、ローチェア2脚、ほおずき 3つ(スノーピークのLEDランタン)、替電池 、ボックスティッシュ、鏡 、ダブルベッド、AC電源 、エアコン 、ホットカーペット 、冷蔵庫、ミネラルウォーター、電気ポット、スノーピークのダウンジャケット
※人数分のアメニティ(フェイスタオル・バスタオル・歯ブラシ)はフロントで人数分お渡し
シャンプーや石鹸などのアメニティも1セットだけもらえたのですが、何とdiptyqueとスノーピークのコラボもの。ジャスミンの香りのシリーズのようで、さすがdiptyque…。スノーピークのタオルもフカフカでした。
【言うと貸してくれるもの】
アパレルレンタル(フレキシブルインサレーションカーディガン・ロングパンツ)※大人用のみ、マットレスと寝袋
【部屋にないもの】
水回り、Wi-Fi(携帯の電波は普通に入る)、ハンガー、TV
【私的に持参すると便利と思ったもの】
・crocsなどのサンダル→トイレやちょっと外に出るときにいちいちスニーカー脱ぎ履きするのが面倒なので
・ハンガー→アウター、タオルなどをかけるのにあると便利
・延長コード→コンセントはベッド周りにのみあるため
・ウエットティッシュ→水回りがないため
・部屋で飲むお茶やコーヒー→電気ポットはあるので。
【住箱での過ごし方】
夕食ありプランの場合、17時~19時の間で好きな時間を選べます。私たちは遅めの19時にして、チェックイン後はスノーピークのショップ内と近くのスーパーに買い出し。あとは昼寝したり、読書したり、まったり過ごしました。
みみずくの湯は20時までなので夕食前に入浴。トロトロのお湯で美肌効果を期待。
また、宿泊プランの中に翌朝のコーヒーを自分で豆から挽いていれることができる、というものがあり、コーヒー豆(100g)は併設のスタバでお好みのものを選ぶことができます。
スタバは20時までなので、夕食の前に選びに行きました。
【雪峰でのディナーがとにかく美味】
ディナーは併設されているレストラン、雪峰で。口コミは色々だったのですが、私にとってはさすが神楽坂で腕を振るったシェフ監修のメニューでとにかく美味しかったです。
地元長野の食材を使って丁寧につくられたコース料理の数々。
食器やインテリア、スタッフのサービスも素晴らしく最高のディナーになりました。
土鍋で炊いたごはんがツヤッツヤ!
【消灯は22時】
レストランが21時まで、部屋に戻りうだうだしているうちにあっという間に22時を回ってました。
季節的にテント泊の人もおらずとにかく静かに過ごせます。
水回りがないので、就寝前のトイレと歯磨きのために宿泊者用のトイレへ。暗くて寒い外に出なければいけないのがツラいのか、不便さを楽しむべきなのかは自分次第。
トイレもシャワー室も手入れが行き届いてとても清潔。
ちなみに、部屋に置いてある「ほおずき」というスノーピークのランタン。部屋では間接照明として使え、持ち歩きもできる優れもの。
日が暮れてからの外歩きに役立ちました。
スノーピークHPより
【朝食はデッキで調理】
チェックアウトは11時なので、のんびり起きて朝食の準備。
(メニュー)
ホットサンド2種。(レストランで出てきたテリーヌとチーズ、信州リンゴのタルトタタン風)、グリーンサラダ
スタバで選んだコーヒー
※私たちは前日立ち寄ったグリンデルで購入したソーセージも焼きました。
紅葉の自然のなかでバーナーで火をたき、スノーピークのホットサンドメーカーで熱々出来立てのホットサンドはとにかく美味しかった~。
【土曜日の滞在でのお楽しみ】
毎週土曜日は、敷地内のテントを活用してマルシェが開催されているとのこと。
宿泊するなら金、土で泊まるとチェックアウト後のお楽しみが増えます。
パン、マフィンや地元野菜、手作りのクラフトショップなど見ててワクワクするようなお店が10店舗ほど。
【帰りは少し足を延ばして】
徒歩圏内に美味しそうなガレットの店と、立ち寄り温泉があるというので、さらに山の方面に行きました。
(三八商店)
(八方の湯)
https://hakuba-happo-onsen.jp/happo/
帰りは、八方の湯の前のバス停から長野駅へ行くバスに乗れます!
次に行くときはレンタサイクルもチャレンジしてみたいです。
アウトドアの良いところを取り入れた、住箱宿泊プラン、ぜひ楽しんでみてください。
こけし祭2019
※これは過去の下書きを放置し、1年以上立ってからアップしたものです。
8月末、3回目となるこけし祭に行ってきました。
1日目(8/31)
7:56東京発のはやぶさで古川まで新幹線利用、約20分間の乗り換え時間ののち、10:14古川発のリゾートみのり(こけし祭号)に乗ると11:00ちょうどに鳴子温泉駅到着。
駅に歓迎の方やこけしがいてくれてテンションがあがります。
ホテルに荷物を預け、早速会場の鳴子小学校の体育館へ。
一通りの混雑は過ぎて、見やすい状態でした。
お目当ての工人さんのこけしは買えたので、次の目的、体育館前の校庭で開催されている「こけまつマルシェ」へ。
こけしグッズやテイクアウトの食べ物屋さんが並びます。ここでのお気に入りは、西荻イトチの紅茶(KOKESHIブレンド)と、玉こんにゃく。
紅茶はミルクティー向きのブレンドで、このこけし祭でしか買えない貴重な一品。玉こんにゃくは、お出汁しみしみのこんにゃくが塩分補給にぴったりのおやつです。
そのあとは、街中を散策。
まずは桜井こけし店から。
海外向けにもこけしを製作、販売しているのでお店も和風な中にモダンな要素がちりばめられていて、落ち着きます。
お店の通りの前から坂をぐるっと上がると、ちょうど2階部分にあたるスペースでカフェを期間限定でやっていました。
地元のお米で作られた米粉のワッフルとオリジナルブレンドのカフェラテで一息つきます。
その後は高橋正吾さんの工房へ。
こけし祭りのためにお客さんがひっきりなしの状態のなか、一つひとつ丁寧に紹介してくださいました。
足湯も楽しみつつ、早めにホテルへ戻ります。
夜は、18:30からパレードのためチェックイン後はしばし休憩。
18:30頃にはすっかり暗くなり、パレード会場の通りでスタンバイ。
まずは地元の方々の踊りの列です。
このあたりでホテルの夕食時間のリミットが来てしまい、退散。
ホテルは鳴子ホテルで、バイキングの夕食。
ここのバイキングは美味しいと聞いていたので楽しみにしていましたが、期待以上の味でした。野菜も新鮮で、地元の料理の鳴子ちゃんこや定規山の油揚げもあり、肉も魚も豊富で大満足。
特に美味しかったのは、ポークカレーとプリンです。
夕食後は、お腹いっぱいで苦しいなか15:00~21:00しか見られないホテル所蔵の3,000体のこけしコレクションを見に行きました。
系統別に保管されていて、そこらへんの展示ににひけをとらないコレクションでした。
このあとは温泉につかり、一日目終了。